■04/26

野良猫捨て猫

ねこのおなかがとても大きく、これは仔猫が生まれるな

しかしそれは不幸なこと。
仔猫はかわいいものだ。だけど。
そのこたちには愛を注いでくれる人がおらず、一生つらい想いをして過ごす事になるのだ。野良猫として。
そして成長して、また仔猫が生まれ、この不幸の悪循環、無限連鎖は永遠に繰り返される。
この無限連鎖を断ち切るには、人の手が必要なのである。
そう、具体的には避妊手術。
この子の大きなおなかにはもう命が在るわけだけど、
その大きさこそが不幸の大きさなのだ。
しかし、僕と同じくして猫好きの、隣人がいた。
ええ・・・それは同じ学校に、同じ学科に通う学生だけれど。
ご飯を用意して、雨風を凌ぐ寝床を、用意してくれていたのである。
僕と同じタイミングで。
ふたりで話し合い、何が一番この子のためになるか、
考えれば簡単だった、上記の結論に至った。
動物病院に連れて行くことだ。
大きなおなかをしていた、4匹もいたんですって。
かわいそうだけど、これが飼い手のない子のためなんだ
手術した後は、人を警戒しないかな、元気が出ないんじゃないかな、
と思っていたけど、平気なようだ。
とても調子はいいみたい。
昼夜問わず、扉越しに僕の気配を感じると、
用もないのににゃあにゃあにゃあにゃあ鳴いてくる。
一体何を伝えたいのだろう、ご飯も水もあるはずだ。
ただ、遊んで欲しいだけなのかな、頭を撫でててやるとおとなしくなる。
部屋に戻り、扉をしめると、またすぐににゃあにゃあと鳴きだす。
無視できない性格だから、つい扉を、開けてしまう。
いつまでも部屋に戻れないため、作業が進まないのが困るのだけど、
そんなやりとりが幸せなんだと、僕は。