同人活動について

ミニエーひかララ

Contents

■同人誌を出す方法

私は、同人誌を出したかった。
絵がうまくなったら出そうとか思ってたら、絶対に出ない。

ちなみに、同人誌を出したかったきっかけは、2年前の春レイフレに一般参加した事。
ここりさんの同人誌を、たまたまツイッターのTLで見かけて、私自身の中のプリキュアへの思いに気付いた。

あれがなければ、私が同人の世界に、また興味を持つことは無かっただろう…

そして、レイフレに赴いて、その場の空気を感じたんだね…
ああ、自分も本を作って、参加してみたいと。
そこから、私の潜在意識は、本を作りたいと考えていった。

つまり、2年前のあの日、ツイッターを見てなかったら、私はこの夏、コミケに参加してなかった。
私をコミケにつれてきた、あの同人誌は、今でも私の部屋に、額縁に入れて飾ってあります。マジで。

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同人誌を出す方法。
それは同人誌を作ることだ。
単純でそれだけ。

同人誌を出すために必要なのは、コミケに申し込む事なんです。
申し込んじゃえば、潜在意識が目的に向かって動き出します。
常に意識するようになると、人間は動くんです。

つまり、同人誌を作るためにやることは一つ、コミケに申し込む事。
これが出来れば、あなたにも同人誌は必ず作れます。

必ず作品を仕上げるから。
締め切りは必ず来るから、絶対仕上げる。

■同人誌即売会の感想

ミニエ - えれまど

販売者側になると、見える世界が本当に変わる。
一冊一冊、本当に魂込めて作られてるという事が、分かる。

同人誌って、当然だが、永遠に売れ続けることはない。
特定の層に、行き渡ったら、それで終了。

私が嫌いとする、永久労働型の活動だ…
でも、純粋にやりたいからやるんだ

●設営が恥ずかしい

相変わらず、設営の時に、ポスターを飾るのって、めちゃくちゃ恥ずかしい。
コミケの時も、レイフレの時も、めちゃくちゃ恥ずかしかった。
何度やっても恥ずかしいが、やるしかない。

●コミュ障なので読まれている間に、テンパる

自分の本を手に取られて、読まれている間、どうしていいのかわからない。
コミュ障で会話が苦手な私は、気の利いた会話ができず、わからなかったw

まじで、あれは何してるのが正解なんだ?

●いつ買い物に行けばいいんだ?

まって。
ぼっち参加って、いつ買い物にいけばいいの?
ブースを離れるタイミングがわからず、この日は全然買い物出来なかったな…

●コミケでのコミュニケーション

隣のサークルの方が、コミュ力のオバケみたいな人だったんです。

はやたさんのコミュ力、ほんと学ぶべきだ…
ほめ上手。とにかくほめ上手。

コミケというリアルの場でも、SNSというオンラインな場であっても、
関わることで、はやたさんの周りには、仲間がいつのまにか、大勢集まってる…

また、そのサークルの売り子さんで、かわいいレイヤーさん(ユニ)がいたので、
コミケ初参加で緊張してた私は、チラチラ見ては癒されておりました。

●ぼっちはつらい

あと、正直、イベントの後に「おつかれさまー!」と言って、
打ち上げできる友人が欲しいと、強く思った2019年…
ソロ充とは思ってたけど、やっぱりイベント終了後、寂しさは感じるよな

■自家通販は、それはそれで嬉しい、新鮮

キュアスター経過1

BOOTHで自家通販してみました。

即売会で売れるのとは違う嬉しさがある。
自分のつくったモノを、わざわざネットを介して買ってもらえる…
なんか、すごくない?

ぶっちゃけ配送ってね、めちゃくちゃ面倒だと思ってたの。

でも、わざわざピクシブで注文してくれる人がいる…
そう思うと、めちゃくちゃありがとう、なんですよね。

面倒くさいという気持ちは生まれないというか。
大げさかもしれないけど、純粋に嬉しい。

これが、単純にメルカリとかだったら、発送作業とか面倒くさいと感じるんだろうなあと。
ただ、この経験で、発送するという行動自体の敷居が下がりました。

クリックポストのやり方も分かったし、自分の中ではいろいろ発見・気づきがありました。

■作品を仕上げる力と、技術は別物

多分、同人作家ってのは、どれだけ時間があっても、ギリギリまで時間使うんだろう。
今ある限界まで、作品を良くしようとする。

逆に言えば、締め切りが無い限り、作品が出来上がる事はない。

つまり、どれだけ作業を前倒し計画をしても、結局できるのはギリギリになる。
余裕を持って、という考え方自体が、なかなか難しい。

多分、絵を描く人の性なんだと思う。

100%なんて、絶対たどり着けない。
とにかく作品として出すこと。

70%だろうが60%だろうが完成させることが大事。

それが一歩進むという事で、締め切りという力は強い。
締め切りが無いと、永遠に作り続けて、出せないだろう。

●同人誌を完成させる力

雪城ほのか一枚絵

同人活動、締め切り間近の修羅場、猛烈な作業と製作。
これは

「締め切りまでに仕上げる」「ひとつの作品を仕上げる」

という訓練になる。
が【絵を描くという技術】的には、進歩しないんです。

同人誌を仕上げるという事は、
作品の完成向けて試行錯誤、効率化、最適化していく方法。
現段階の自分の力を総動員して、作品の形に仕上げていく事です。

これは、【作品を作りあげる力】は、確実にアップします。

ただ【絵を書くための技術】つまり基礎力や、根本的な技術を高める訓練は、また別で必要なんです。
もちろん、作品を作る工程・過程で絵の技術も、少しずつは上がっていくと思います。
ただ、少しずつしか上がらない。

自分の『基礎力』を上げない限り、
どれだけ同人誌を作ろうが、同じようなレベルの作品しか作れない。

殻を破るために、日々の訓練が欠かせない。

●【絵を描くという技術】を高めるには、負荷が必要

今よりもっとクオリティ上げるためには…?
すべて癖で書かない、もっと説得力のあるイラストになりたい。

そう思った場合、まず、自分がいる場所・市場で、どうすれば絵がうまくなれるのか?
もしくは、どうしたら絵を上手く見せる事ができるのか?

ここを分析して、ひとつずつ、集中して鍛えていく事が必要です。

例えばですが、キャラクタをもっとうまく書きたいなら、目指すものを見つけて、まねる。
そこで、足りないものを自覚する事が必要です。
もし、線画の技術が足りてないと思ったら、そこを鍛えていく必要があります。

線画で上手いと思わせる・絵に説得力を持たせるためには、
表情も含めた人体を上手く書く必要がある事です。

そのために必要なのは、同人誌を仕上げる事じゃない。
SNSにアップして承認欲求を満たす事じゃない。

人体構造・人の体の動き方や筋肉の付き方を学び、ひたすら訓練して、説得力をつける事だ。
訓練。鍛える事。

手癖で書いてる限り、成長が望めない。
いい加減、手癖はやめよう。卒業しよう。

基本的に、人間、負荷を書けないと、上手くならない、成長も見込めない。

慣れは停滞に繋がる。
戒めのために、上手い絵から逃げない。
現実に目を向ける。

●締め切りの大切さ

締め切りは必要。
人間は弱い。

自分のペースで勉強とか、自分のペースで成長とか…
そんな言葉あるけど、それが出来るのは本当に精神的に強い人。

そして、そんな人はごくわずか。
おそらく98%は凡人。

内的要因も大事だが、効率的な成長には、外的要因が必要。

締め切りや納期は大事。
人間、暇になったら死ぬ。

暇になった、停滞してると思ったら、常に新しい責任を引き入れる事で、人間的に成長できる。
そこで新しい視点に気づける。

  • 【同人誌を完成まで仕上げる力】
  • 【絵を描くための基礎的技術】

どちらも高めていかないと、新しい、レベルアップした作品を作れない。
即売会の存在ってのは、レベルアップの場であるんだ…

■注目最大化について

まい一枚絵

レイフレに参加した時で、隣のサークルさんが、
アナログ、水彩でライブペイントしてたんですが、注目最大化はんぱないな。

それだけで惹きつけられる。
みんな、足を止める。
(そのサークルさんの本買ったら、抽選に当たって、パネルごと生イラスト頂いちゃったので宝物にしてます。)

●グッズは強い、と言う話

グッズ系はホント強い…

とくにグッズが強いと感じるのは、オンリーイベント。
ほんと、集客力すごい。

たしかに、ファンの心理として、自分に当てはめて考えてみても、グッズがたくさん並んでたら、足とめちゃうよね。

逆に、コミケは本探すのが楽しいかな、やっぱり。

●ポスターの構成要素

わからん、わからん、わからん、ポスターの構成要素。

デザインについては、勉強したことが無い。
何が正しいのか、どういう要素で構成されている?

大切なのは、注目最大化だが…
まず、分かりやすいメッセージ、
そしてコンセプトが伝わる
目立つ、注目…
デザインよりも、伝わるほうが大切か…

試行錯誤、していくべきだな

●同人誌手に取ってもらえる工夫

野乃はな一枚絵

本を、ただ単に積んで、置くだけじゃ、何が売ってるか分からない。
当たり前にして、当然だけど、やってないし、出来てない人もめっちゃ多かった。
(SNS等で信頼関係があったり、固定ファンとかなら、それでもオッケーですが)

あと、レイフレで急遽、作った新刊で感じた事なんだけど、
告知も宣伝も人脈もなしだと、中身を見せないと、絶対手に取ってもらえない。
表紙だけみせておいといても、中身見られる事は一度もなかった。

結果としては、買ってくれたのは、そのすべてが、前回コミケで購入してくれたリピーター。

「中身みなくていいですか?」

と聞くと、

「前作が面白かったので」

といって、中身を見ず即決してくれる人が何人かいて、
それはそれでめちゃくちゃ嬉しかった。
逆に、もっと本気で作ればよかったと、後悔もあった…

中身は、絶対に見えるように展示しなきゃダメ。
手に取ってもらえないし、中を見ようとも思ってもらえない。

宣伝なし、告知なし、人脈なしの場合は、
ポツンと置いておくだけでは、見事なまでに、一度も中身をみられない。

次回から、作品を作るときは、中身は絶対見せるようにする。

それと、一点反省が合って…
やっぱり、作るからには、全力でやらないと、ダメだ。
全力で作らないと、本当に失礼だし、自分の価値が落ちるだけ。
そこは、ものすごく反省。
中途半端にやるもんじゃない。
作ってる時は必死だったけど、もっと熱量が必要だった。

●猪名川由宇ちゃんについて

わかっちゃいるが、どこかで一点突破、突き抜ける必要がある。
別に、どこで戦うかは自由だけど、あの情報の海の中で、モノを伝えるのは至難。
猪名川由宇ちゃんばりの集客、トーク力、ほんとあれがあれば、売り上げ3倍以上になると思うけど。

べつに売り込みトークじゃないけど、
何かを極めるには、あれくらいのレベルで突き抜けなければ、いけないということだよなあ。

■自分の感性が市場とは離れている話

そして、やっぱり私の感覚は、一般とは遠いのか。
いろいろ観察してみると、やっぱりみんなマンガが大好きなんだなって思う。
即売会と言う場は、この情報化社会で、イラストやマンガに価値が生まれる、
レッドオーシャンというか、厳しい実力の世界である。

私はまだ、コンセプトで勝負していきたい。
レッドオーシャンではなく、指名検索、選ばれる存在にならなければならない。

そしてその上で注目最大化を目指すと、新規性、話題性、興味性 流行性は取り入れる必要性がある。
やっぱり売れるには、最新作をいれる必要ある。

ただし、じぶんの推しが定まらないというデメリットある。
「この人といえばコレ」というシリーズ確定すれば、覚えてもらいやすいけど…

どう攻めるかかだな…

●面白い本とそうでない本

おもしろい同人誌と、そうでないものの違いは?
面白い本って、中身がある。

絵が発展途上であっても、コンセプトがしっかり決まっていたり、
テーマがハッキリしてたら、面白いものは、面白いです。

逆に、上手いという雰囲気で、雰囲気売れしてる事例もあるのかなと感じる事も。

指名検索され、選ばれる必要がある。
これといえば、この人。

●売れてる雰囲気とそうでない雰囲気

そして、やっぱり、人気サークルの雰囲気と、
そうでもないサークルの雰囲気は、明らかにわかる。

残念ながら、私は現在後者。
前者の要素を分析し、近づこう。
どうしたら向こう側に行けるのか。

具体的には、戦利品として、画像をアップされるようなサークル。
アップしても、恥ずかしくないと思われるようなサークルになること。
知名度、信頼、ブランド。

■次回からやってみる事・工夫

相田マナ一枚絵

試行1

表紙は、顔のアップを活用する。
全体をみせたくて、どうしても引きの図になるが、
顔アップが一番集客、というか注目されると感じた。

試行2

同人誌で、ページ埋めは、非常にみっともないというか、読者としては、がっかり感が強い。
裏切られた感じがあるから、自分はやめておこう…

試行3

とにかく内容を、思い切り見せられるディスプレイの工夫。
知られない事には、手に取ってもらえない。
また、立ち読みしやすい工夫。
手に取りやすい位置、手前に見本を置く。

試行4

ポスターの構成要素を分解して解析、効率化する。
正直答えは出てないけど、とにかく今から試行錯誤重ねていく。

試行5

コンセプト選定と、需要調査。
皿に価値を届けるためには、どうすればいいのか深く考える。
(現時点でもある程度は、決まってるんだけど…)

正直、今回の同人誌の、【プリキュア】×【星占い】という組み合わせは、池は小さかったね…
ただ、好きな事やれたんで満足感はある。

因みに、予告しておきますと、次回のコンセプトは、
【プリキュア】×【某レジャー】で行こうと思ってます。
多分、誰も思いつかないけど、星占いよりは、池はでかいはず笑

とはいっても、もっと大きい池・湖は、マンガ、イラストなんだけどね…
(ちなみに海はR18、いわゆるエロ)
文字通りレッドオーシャンであるのと、私もいろいろ実験してみたい気持ちがある。

■その他、雑感

あと、輸送手段。
これ必須。
なるべく大き目のカートが必要だ。

本は、多けりゃ搬入できるけど、
設営備品って、思った以上に多くなる…
効率よく持ち運べる手段が必要。

同人誌即売会専用の、カートないかな…

表紙イラスト経過2- コピー

来年もまた、あの場所に行きます!