TwitterやFacebookで何かやろう、だけじゃ絶対ダメー!!
順番に紹介しようと思ってた本で、
前後しちゃうんですけども、
最近宅配ぴざでまじきちと思った企画あって、
タイムリーなんで、こっちを先に紹介。
さて、今日はこの本を紹介しましょう。
画像は引用。
ソーシャルメディアってなんぞ?って人もいると思いますが、
mixiだとかフェイスブックだとかツイッターとかいうやつだと思えばよく伝わるかもしれないですね。
ユーザー同士で情報の発信していくことで作られてますね。
んでこの本ではソーシャルメディアを用いたマーケティングの、
ものすごい基礎的な解説や紹介をしてます。
つっても、たらたら紹介されてるわけでなく、
キャラクターが登場し、
小説としてストーリー仕立てになってるんで、だいぶ読みやすい。
ウェブマーケティングとか仕事に関係ない人でも、
少しだけ興味ある人とかでも、1回読み始めると結構面白いし、
すぐ読んじゃうと思う。
大体で説明すれば、
ビジネスにソーシャルメディアをどうやって活用していくかって話です。
宣伝に金のかかるマスメディアと違う性質をもつソーシャルメディアですが、
これを活用してこれまで手の届かなかった領域へアプローチの話とかです。
たしかに、ソーシャルメディアつかった、
消費者の口コミ効果ってのはすごいもので、
上手く使えば、広告に必要なコストを押さえながら、
勝手に話題広がっていくこともありますよね。
短時間で一気に広めることはできませんが。
口コミなんでじわじわといきます。
でも、実際のとこはそんな上手くいきませんよね。
とても難しいです。そう簡単にバズは発生しませんし、
mixiやフェイスブックに公式ページ開設したとこで、
多くの場合が効果的に使えてませんよね。
でも、成功事例みてると、
経営側にとっては、ソーシャルメディアってのは、
なんでもかなえて、解決してくれるような、
魔法のツールって考える人も、少なくないですよね。
だから、
「とにかくソーシャルメディアを利用して、何かしたい!」
ってなるわけじゃないですか。
でも、それってダメなんですよね。
ソーシャルメディアってのもいろいろありますし、
種類も性格も違いますよね。
具体的な目的も、効果的な施策も考えることもなしですと、
効果的に宣伝も出来ませんし、よく空振ってるのを見ますよね。
でも、本質的な事を忘れちゃダメなんですよね。
要はどういうことがしたいのかであって、
ソーシャルメディアマーケティングはあくまでひとつの手段でしかないです。
やりたいことにあわせて、どんなマーケティングするか、
なにが適しているかをまず考える必要あります。
そのときの選択肢の一つがソーシャルメディアかもしれないってことです。
そういう時、具体的にどうすればいいか、
どういうこと考えながらやればいいのか、
小説風に具体例だしながら、話が進みますので、
とくにウェブマーケティングの知識がほとんどあんまりない方ですと、
かなり勉強になる事多いし、気づく点も多いです。
こういう業界の仕事のことが、ちょろっとは知れます。
ただ、あくまで基礎的な事ですよ。
こんなかんじなんだーという雰囲気をつかめればいいです。
マスメディアとしてニュースでも取り上げられるような話題性つくれば、
ユーザーはこういう面白い話題にすぐ飛びつきますから。
こういう感じに、
どうやったらヤフーニュースやらミクシーニュースやらで、
取り上げられるかの仕組みとか仕掛けとか、
ユーザーがどういう話題に反応しやすいかとか、
そういった話も本書の中で出てきますよ。
それをツイッターと連動させるのは、
結構効果あるのかな。
今まで宅配ピザとか無縁な人でも、その目にこの話題は触れることになりますし。
いままで手の届かなかった、新規開拓になりますよね。
まあ大切なのはこれ1回でおわらず、
継続して面白いこと企画していくことだと思いますが。
多分、この本に興味持つような人って、
漠然とは、なんとなーく、
それぞれのソーシャルメディアの性質とか、あるていどは分かってて、
それを利用すればとても宣伝につながるだろうなーって、
感じてる人は多いと思いますが。
それでも、なんとなーく分かってるだけで、
キッチリ頭の中で整理してはっきり分かってるわけじゃない、
って人も多いと思いますが、漠然としか理解できてなかったことが、
ハッキリ見えてくるようになると思います。
内容的には本のレビューとか読めばこの記事読むより分かりやすいですが、
全体として言われてることのまとめは、
「手段が目的化してないか?」
ってことです。
ただ良い所ばっかりを並べて、
何も考えずに単にソーシャルメディアを推してるってんじゃなくて、
それを賢く使いましょうってこと言ってる。
>TwitterやFacebookで何かやろう、だけじゃ絶対ダメー!!
>遠藤美咲は、27歳の天秤座女子。
>メーカーの営業部からインタラクティブエージェンシー(ネット専業代理店)に転職したばかり。
>配属先は、なんとソーシャルメディアマーケティングの専任チーム。
>最初に直面したのは、広告主やその社内に蔓延する「手段の目的化(ツイッターやフェイスブックを使って何かやりたい病)」だった。
>ソーシャルメディアマーケティングは、コミュニケーションゴールを達成する「手段」であり、「目的」ではないはずだ。
>わからないことだらけの中、美咲の日々の奮闘が始まる。「駆け出しソーシャルメディアマーケター誕生!」までの悪戦苦闘の1年。
入門書みたいなもんだと思います。
マイナーな本なのですが、面白いので紹介。
どっちかっていうと、直接の売り上げにつながるより、
長い目で見る企業のブランディングのためのものかなとは思いますけどね。
単発でやるより、定期的にネタ投下して話題になること、狙っていかないとね。
…そういえば関係ないが昔ドミノでイケメンコンテストあったよな
VIPの勝利によって消されたが…