垢抜けない…
いつかの前回の続きです。
前は公式イラストとゲーム内ドットの差が、絵の個人差であるという話でしたね。
今日は私自身の事の話です。
ROって、頭部分以外のアバターが、職業ごとに固定されていて、
選択の余地がないですよね。
そんなROでも、みんないっぱい絵描いてるのよくみます。
服装が同じなのに、みんな個性的な絵を描いてますよね。
それは、表情や髪型であったり、服装がアレンジされていたり。
絵を描く人はみんな、各々で個性がだせるよう、工夫しています。
そういうこだわりを、もってるんだと思います。
私にも、そういったこだわりはあります。
それは、自分が今から描こうとするキャラクタは、
どんな人物なのか?と考えて描くことです。
たとえば、身内同士の馴れ合いでよくある、
友人や知り合いのキャラクタを描き合ったり、趣味で勝手に描く、等あるじゃないですか。
そんなときには、
そのジョブとしてではなくて、
今書いてる人は、どんな性格かなあ、どんな人かなあって、
イメージしながら、衣装考えたり、服考えたりしてます。
この人はこんな性格だしなあ
だからこんな服は好まないだろうなあ
という発想をどんどん膨らませていって、
本来は固定されているアバター衣装であるそのジョブを、
対象人物、本人そのものに変えていくんです。
そうですね。
イメージ的には、大勢でおんなじ職業の人がならんだとしても、
その人はすぐに見つけられるような、オンリーワンの特徴を持たせたあげる、というか。
たとえば、昔くさるほど落書きまくったHWさんとか、
実際によく遊んだ人がモデルでした。
その人の性格と、その人がHWである事をずっと考えてると、
私の中では、公式イラストや、ゲーム内ドットで表現されるような衣装ではなくて、
キャミとプリーツスカートでした。
理由は意味不明でどうしてこうなったのかは当時の自分でないと分からないけど…。
本来、肌や脚を露出するような服好まなかったような人だったのですが、
細い脚をぜひ見せてほしいという私の願望と、
それを慎ましくなおかつ魅力的に表現する場合はどうすればいいかなど、
とにかく対象人物の事を延々と考え続けた結果こういう出力になり、
以降このイメージが離れる事はなかtt
そういう余談とりあえずおいといて。
いくらその人のイメージから衣装を連想するといっても、
それだとフリーダムになりすぎて、ROの絵か何か判別もなくなりますよね。
そういう時に意識するのが、
いつの前の記事かわすれましたが、しつこく述べていた、
印象という”記号”です。
基本的に、その記号さえあれば、
その職業にみえる、というもの。
たとえば、またHWさんを例にだしますが、
女HWの特徴的な衣装としては、
ファーのついた、ストール風のマントですよね。
あとは、マントやスカート部分から覗く脚。
前面から見た場合は、膝より高い位置になってますね、スカート。
他にも特徴はあれど、
大きいものとしてはこれがいわゆる、
女HWの記号であり、
ぶっちゃけた話、この要素がそろってれば、後はどうアレンジしても女HWに見える。
こういう風に特徴をうまく残しつつ、
誰がぱっと一目見ても、そのジョブがなんだかわかったうえで、
その人ならではの要素をアレンジとして取り込むような作業が、
私としてはとても楽しかったですし、
そういうこと意識し続けるのが、こだわりでした。
今日のリン子さんはちょっと記号を把握しきれてなかったりします。
特徴的なスカートくらいしか…
実は大昔のリメイク>■
次回、余談が続く、かもしれない。