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果たしてまだ萌木さんが素プリ満喫まくりだったころ
マイキャラ設定を厨二的にアレコレしてた時代を思い出す



そういえばリアル中ニのとき、
わけあって美術の授業の先生ふたりいたんですよ。
選択科目の美術の先生と、本科目の先生と、
そういう感じな分類で、別々な授業でした。

スーパーインドアで運動大嫌いなガチヒッキーだった葉書さん達は、
選択科目の体育系はとらないわけですよ。
必然的に、室内でのんびりやれる「選択科目:美術」とかに、
なりますよね?なりますよね?

まあそれはどうでもよくて、
内容的にはかぶったようなことも多かったです。

それぞれの先生を、
「穴戸(あなど)」  と 「長岡(ながおか)」
ということにしましょうか。

どっちの先生の授業も、
静物デッサンとか着彩が主にあったんですが、
ずいぶんとやり方が違ってました。
正反対、というか。

鉛筆デッサンは似たようなもんでしたが、
着彩を教えてもらうとき、言ってることが全く違いました。

●穴戸のおしえる着彩

色をぬる前の段階の鉛筆でのデッサンはほどほどに、
影とかあんまかきこまずに、形を大雑把にとるくらいにする。
絵の具で色をのせた時の味をいかして利用して、
雰囲気を出す。

絵の具のにじみですとか、
筆の先と筆の根元で、絵の具や水分の含んでる量の差を活かして、
ざっくり描いたり、グラデーションつくったりする方法をよく教えてました。

要は、色づかいでいい雰囲気つくりましょうということでした。
主役は絵の具に譲る、というか。
利点としては、対象物によってはかなりの速度で描きあげることができたってこと。
植物ですとか、野菜ですとか。

●長岡のおしえる着彩

色を塗る前の鉛筆デッサンは、色をつけなくとも其れ単品で、
作品になるくらい、ガチで書き込む。

あとはいろいろ絵の具の特有考えながら密度の高い鉛筆の線の上から色のせていく。
全体的に鉛筆の線がにじんでもおk、
あくまで鉛筆の線があっての、着彩というかんじでした。

鉛筆デッサンの延長作業ですので、
最初からわりとすんなりできる人よくいたかも。
利点としては、鉛筆デッサン(線画)の時点で、
かなりの書き込み量と質感は維持されてるので、
極端な色の乗せ方しないかぎり、テキトーな塗りでも、カンタンでそれなりに上手くみえる。

灰色の鉛筆の線が基調になってますので、おちついた雰囲気の絵になる人多かったです。

色塗り自信なければ後者でやれば、
ある程度色塗りのスキルなさはごまかすこと可能ですよね。
鉛筆デッサンの時点で質感維持できるので、
最低最悪、白と黒を見極められればいいし。

私の理解できる話なんて中学生よりひどいの道楽レベルなんですが、
どっちが正解でも不正解でもないけど、

突然この話、思い出した。